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- Q:なぜ至学館大学の水泳部に入部したのですか?
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(高栖)
小さい頃から続けてきた水泳を大学でも続けたくて入部しました。
運動生理学の講義で学ぶ体の仕組みや筋肉の動きは水泳フォームの改善に、レジスタンスの講義で学ぶ効率の良い筋トレの方法はウエイトトレーニングに活かすことができます。
大学で学んだことが部活動にすぐに活かすことができ、より高いレベルを目指せると思いました。
また、健康運動指導士や健康運動実践指導者の受験資格を得ることもできるので至学館大学を選びました。
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(松田)
進路について迷っていた時に髙橋監督からお誘いの話をいただきました。
水泳を続けるか迷っていましたが、至学館大学の学びや学科の特長、部活動などについて話を聞き、大学でも水泳を続けようと決めました。
最終的に管理栄養士の免許資格が可能で、目標とするタイムをクリアすることや大きな大会への出場を果たすことが可能である至学館大学を選びました。
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- Q:活動内容を教えてください。
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(高栖)
チームスローガンは「幸践」と書いて「しんせん」と読む当て字です。
辛いことに何か1つ加えることで幸せになるという意味があります。
また「新鮮」と掛けているので、どんどん新しいことを取り入れて、次のレベルに上がるという意味も込められています。
チームの目標は男女共に団体で日本学生選手権に出場し、1人でも多く日本学生選手権でベストを出すことです。
7月に中部学生選手権、9月に日本学生選手権の大きな大会があります。その大会に向けて冬場は泳ぎ込みをしてシーズンに向けて準備をします。
基本的な練習は1時間の陸上トレーニングと2時間の水中練習です。月曜日や隙間時間を使ってウエイトトレーニングをしています。
【年間スケジュール】
4月 津田チャンピオンズカップ
5月 JAPAN Open、中部学生短水路
6月 三重県短水路
7月 中部インカレ、県選(各地)
8月 強化合宿
9月 インカレ、国体、OWS日本選手権
10月 ワールドカップ東京
11月 静岡県秋季、中部学生秋季
12月 強化合宿
1月 浜名湾長水路
2月 伊豆駿河湾長水路、静岡県短水路
3月 グアム合宿
活動場所:学内プール、日本ガイシ等
平日:16:45~20:30
土曜:7:45~12:00、13:45~17:30 日曜:休み
部費:4,000円/月
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- Q:大学に入り、何か変わりましたか?
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(高栖)
コンディションの整え方が大きく変わりました。
バランスの良い食事や身体のケアの大切さを学び、日常生活の行動が変わりました。
毎日最高のパフォーマンスを出せるようにコンディションを整えています。
特に「食事とスポーツ」という授業では、身体を作り、身体を使うためには食事によるエネルギー摂取が大切ということを学びました。
練習後はすぐに食事を摂らなければ、練習の効果が減ってしまうということ学び、食事に対する考え方が変わりました。
(松田)
部活動をする上で栄養面や休息面に特に気をつけるようにしました。
栄養面では運動後30分後にエネルギーとなる炭水化物等の摂取が大事であると学びました。
また、休息面では夜遅くまで起きていると次の日には集中力が切れ、疲れが溜まり体調を崩すこともあるので気をつけることが大切であると学びました。
大会等で良いパフォーマンスを発揮したいので、基本的な生活のリズムを作ることを心掛けています。
体成分分析装置(InBody社)で2ケ月に1度、筋肉量を細かく測定してトレーニング成果を確かめています。
平日は本学のスポーツ栄養サポートチーム(SNST)にお弁当を作ってもらっているので栄養をバランス良く摂取でき、また週4回程度、アスレティックトレーナーサポートを活用し、身体のケアもできています。
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- Q:お互いの印象は?
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(高栖)
普段は大人しく、落ち着いていますが、レースになると人が変わったかのようにすごい気迫で泳ぎます。何事にもとても負けず嫌いな性格です。
(松田)
ムードメーカーで後輩から慕われる先輩です。
水泳のことになるといつも一生懸命で、何に対しても真面目な人です。また、とても優しくて面白い人です。
- Q:お互いに良い刺激になりますか?
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(高栖)
松田選手は練習がストイックで、1番きつい泳法のバタフライでこなしているので、自分もまだまだだなと思い練習を頑張ることができます。
(松田)
いろんな種目に挑戦している姿が私と違ってすごいと思います。
私も他の種目に挑戦し活躍できる選手になりたいと思いました。
また、特に中部学生選手権の時は自分が泳ぐ前に400m自由形で3位になった姿を見て、私もベストを更新して表彰台に上がろうと強く思えました。
- Q:お互いにエールをお願い致します。
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(高栖)
これからも文武両道で頑張って、立派な管理栄養士になってください
(松田)
個人メドレーや自由形の長距離が得意だと思いますが、これからも目指している目標に向かって頑張って下さい。
また、3年生ということで資格を取るための勉強等があると思いますが、部活動と勉強との両立も頑張って下さい。
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- Q:受験生にメッセージをお願いします。
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(高栖さん) 時間の使い方が大事!
大学生活では時間の使い方が充実した生活を送るためのポイントになると思います。
隙間時間を見つけ、将来や部活の目標に向けてやるべき事をしたり、たくさん遊んだり、大学生活を楽しみましょう。
(松田さん) 至学館の学生は夢に向かって取り組む姿勢が同じなので、共に頑張っていきましょう!
同じ問題を何度も復習することが大切です。
部活動のシーズン中は部活動に専念して、落ち着いたら自分の興味のある分野について勉強しておくとよいです。
将来の夢は人それぞれだけど、夢に向かって取り組む姿勢は同じなので、皆さん頑張ってください。
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- 髙橋 淳一郎 監督(たかはし じゅんいちろう)
至学館大学 健康科学部 健康スポーツ科学科 准教授
- 普段の取り組み方はどうですか?
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(高栖さん)
とにかく練習の虫で、こちらが勧めなければオフを取らないほど必死にトレーニングに取り組んでいます。
大学での飛躍はこのトレーニングのたまものといって良いと思います。
(松田さん)
スピード練習で手を抜く姿を見たことがありません。極めて優しく物静かな性格ですが、かなり強い闘志を秘めた選手だと思います。
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- 入部した時と比べ、どのように成長していますか?
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(高栖さん)
元々自由形の中長距離を得意とする選手でしたが、泳ぎが粗削りな反面、レースプランが慎重になってしまい、大事なレースで結果を出すことができていませんでした。
泳ぎは粗削りですが、全ての泳法で高い推進力を生むことができていたため、2年生から個人メドレーにチャレンジしたところ驚くほどの伸びを見せ、全国大会出場レベルまで達しました。
現在ではレースプランも積極的になり、大きな大会でもプラン通りに結果を出せるまでになりました。
(松田さん)
元々持久力のある選手でしたが、スプリント能力には改善の余地がありました。
そこで、大学入学後は水中練習に加えて積極的にウエイトトレーニングを行ってきました。
その結果、大学1年の後半あたりから絶対スピードとスピード持久力の両面でかなりの成長が見られるようになり、得意の200mだけでなく、100mや50mでも上位レベルと勝負できる可能性が出てきました。
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- 今後、高栖さん、松田さんに求めるものは何ですか?
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(高栖さん)
全国大会での順位にこだわってほしいです。
出るだけの全国大会ではなく、B決勝、決勝に進出し、結果でチームを引っ張っていく選手になってもらいたいと思います。
(松田さん)
ジュニアオリンピックで6位入賞という実績を持っていることから、今後はシニアの全国大会で上位入賞を果たしてほしいと思っています。
そのためには、今年のインカレでB決勝以上に進出し、全国のトップレベルと互角の戦いをしてほしいと期待しています。
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活躍する卒業生
- 松浦 千夏 さん(まつうら ちなつ)
健康科学部 栄養科学科 2017年度 卒業
静岡県 浜松商業高校 出身
中部薬品株式会社 勤務
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現在、私は現場の店舗でレジや品出し、陳列している商品の前出しや売り場作りをし、お客様に売り場をご案内したり商品をご紹介したりしています。
その他にも商品の発注やPOP作り、試飲会を行ったりしています。
また、登録販売者の資格をとるための勉強や新人研修では商品についての勉強をしています。
学生の時は、学内企業セミナーや合同企業説明会に参加し、様々な業界や企業の話を聞いて現在の会社を選びました。
管理栄養士の国家試験合格を目指して勉強したこと、部活動、大学祭実行委員会、学生会などたくさんのことを経験させていただき、人との繋がり、関わり方など多くのことを学びました。
その経験は社会人になった今でも仕事をする上で役に立っていると感じます。
現在は大学時代に培ったコミュニケーション能力のおかげで毎日楽しく仕事することが出来ています。
社会に出ると様々な年齢層のお客様や従業員がいらっしゃいますが、しっかりとコミュニケーションをとりながら働けていると思います。
大学生活が楽しく、充実したものに出来るかは自分次第だと思います。
大学の4年間、短期大学の2年間は本当にあっという間です。
至学館大学には色々なことに挑戦し自分を成長させるきっかけがたくさんあると思います!
やってみたい事にたくさん挑戦して充実した大学生活を送ってください!
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