現在の仕事について



保健体育科の教員として、現在は学級担任と水泳部の顧問も務めています。 教員になった当初は、授業のやり方など戸惑う部分もありましたが、「1年目だからなんでも聞きなさい」という周囲の先生方の指導やアドバイスに助けていただきました。 初めて担任を持ったのは、教員になって2年目のとき。プレッシャーよりも楽しみな気持ちが大きかったです。 実際に、体育祭や合唱発表会など行事を一つ経験するたびにクラスが変化していったり、できないことができるようになったりと、成長過程を見られることはうれしかったです。 この仕事は、毎日が同じでないのが面白いところ。授業だけでも、うまくできる日やダメな日もあって、生徒の反応も日々違います。 落ち込むこともありますが、その中で多くのうれしいことに出会うたびに、頑張ってよかったと感じています。




大学生活を振り返って



大学時代は、小学校から続けているダンスとバスケットボール部の活動、教員採用試験の勉強と、忙しいながらも充実した4年間でした。 そんな中でもしっかりと息抜きの時間を確保していたことが、現在の対応力につながっているかもしれません。 大学の授業でとくに印象に残っているのは「体育実技指導法」です。 テニスや柔道、剣道など様々な競技を経験できたことが、生徒に競技を教えるうえでとても役に立っています。 また、教員採用試験に向けて頻繁に利用した教職支援室では、職員の方が面接や小論文の指導をとても丁寧にしてくださり、有り難かったです。 3年生の頃にはコロナ禍となり、教職過程の授業もリモートになったのですが、わからないことは支援室の職員の方に質問できるので心強かったです。 そして何より、私と同じく教員をめざす仲間たちの頑張る姿に、たくさんの刺激をもらうことができました。




成長の実感と今後の目標



教員の仕事は、自分が頑張ったぶんだけ生徒から返ってくるものがあるため、忙しくて大変でも苦だと感じたことはありません。 最近は、生徒からさまざまな相談を受ける機会も増え、少しは慕ってもらえる存在になれたのかなと感じています。 以前は、親しみやすさと厳しさとのバランスの取り方が難しいと感じていたのですが、今は厳しくするときは厳しくし、メリハリをつけて接することができるようになりました。 保健体育科教員としては、生徒が「体育は楽しい」と思ってもらえる授業をやっていくことが目標です。 また、今の私は教員になってまだ数年で、生徒と年齢が比較的近いことが一つのメリットになっていると思います。 今後キャリアを重ねて生徒たちと年齢が離れてしまっても、「菅野先生なら相談してもいいかな」と思ってもられるよう、生徒にとって身近な存在であり続けたいと考えています。



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