資料請求 オープン
キャンパス
ネット出願

美術鑑賞のススメ

美術鑑賞のススメ
 図画工作や美術の授業では、絵をかいたり、粘土で立体をつくったりする「表現」と、友達の作品や国内外の美術作品をみて感じて考える「鑑賞」について学びます。
 先日、「鑑賞」の体験をするために学生さんたちと一緒に美術館に行きました。「初めて美術館に行った」「美術鑑賞に興味はなかった」という人が一定数いましたが、実際に本物の作品と触れ合い、自分の「感じ方」を再確認し、みて感じることの安らぎや楽しさを味わったり、友達との感じ方の違いを楽しんだりすることができていたようです。
 この「美術鑑賞」は今や教育の現場だけでなく、様々な分野でのアプローチがなされています。例えば、ニューヨーク近代美術館(MoMA)では障害を持った人に対する学習プログラムの一つとしてアルツハイマー病の人とその介護者を対象としたプログラムを実施しています。日本でもMoMAの協力を得て同様のプログラムが実施されており、「見たものを言語化する訓練になるため、普段使わない部分が刺激される」「自分の再発見になり、脳に開放的で創造的な快楽をもたらす」などの報告がなされています。
 また、MoMAでは「ビジネスマンのための有料ギャラリートーク」という企画があり、早朝の八時半からスーツ姿のビジネスマンたちが美術鑑賞を行っています。多忙なビジネスマンたちが早朝から美術鑑賞をする理由は、自ら教養を広げるだけでなく、創造性を高めることで、複合的な現代ビジネスの問題を解く力が身につくからだいわれています。
 愛知県内のいくつかの美術館でも、幼い子どもを持つお母さんたちが気兼ねなく美術鑑賞できるよう「ベビーカーツアー」という企画が開催され、育児不安やストレスから解放され、子どもと共に美術鑑賞を楽しめるような企画を試みている美術館がみられます。
 このように、美術鑑賞を多くの人がそれぞれの立場で楽しみ、活用することは、生活を豊かにし、創造的な社会を生み出す一助になると考えられますね。
 今度の休日、あなたも美術館にでかけてみては?美術鑑賞のススメ造形教育・美術教育
健康科学部 こども健康・教育学科
一覧へ