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サッカーの「ブレ」球ってどうなっているの

サッカーの「ブレ」球ってどうなっているの
 カーブやドロップなどボールが回転して曲がっていく現象はマグナス効果と呼ばれています。 空気は目に見えませんが、酸素や窒素といった分子で構成されています。 このような空気の分子は、ボールが回転していると巻き込まれます。 ボールをコマのように回転させると、ボールの回転に巻き込まれた空気の分子がはじき出されて風が発生します。 右投げのカーブでは進行方向の右側で空気の分子同士が衝突を起こし、左側では同じ向き流れるため、ボールが曲がります。
 「ブレ」球には回転が無いので、そのような原理で上下左右に「ブレ」を起こすわけではありません。 「ブレ」球の正体は空気の流れのムラにあります。 サッカー場の空気は選手が走り回ることでかき混ぜられ、複雑な流れが生じています。 その中を無回転のボールが進むと空気の流れに影響を受けて変化します。 見えない空気の流れは一定方向ではないので上下左右の予測不可能な方向に変化を起こします。
サッカーの「ブレ」球ってどうなっているのスポーツバイオメカニクス
健康科学部 健康スポーツ科学科
教授 飯本 雄二
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