資料請求 オープン
キャンパス
ネット出願

「ばぁば」は「じぃじ」に勝つ!?

「ばぁば」は「じぃじ」に勝つ!?

 口を一度も閉じずに「アイウエオ」と言ってみてください。言えますね。では、同じように口を一度も閉じずに「マミムメモ」「バビブベボ」「パピプペポ」と言ってみてください。いかがですか? 難しいでしょう? それもそのはず、m、b、pは、一度閉じた上下のくちびるを開くときに出す音だからです。
 これら「マ行」「バ行」「パ行」音の多くは、比較的簡単に出せるようで、赤ちゃんもマスターするのが早いと言われています。だから「パパ」「ママ」や「マンマ」「ブーブ(お湯、お茶)」は、早くから言えるようになるのですね。というより、早くマスターできる音だからこそ、「パパ」「ママ」「マンマ」「ブーブ」などが、赤ちゃんにとって大事な意味を表す言葉になっていったのでしょう。
 マスターするのが難しい音もあります。たとえば「サ行」や「ザ行」の音。「サ行」「ザ行」音の多くは、上下の歯の間を息が擦(こす)り出される時に出る音です。歯がある程度生えそろってからのほうが、断然発音しやすいのです。
 ―ということは、赤ちゃんにとって、どちらかと言えば「ばぁば」は簡単で、「じぃじ」は難しい言葉ということになりそうですね。
 「赤ちゃんが、私のことを呼んでくれた!」と最初に喜ぶのは「パパ」「ママ」に譲るとして、「ばぁば」も、まもなくその喜びを味わうことができるでしょう。でも、「じぃじ」は?
 赤ちゃんが「じぃじ」と呼んでくれないのは、「じぃじ」のことが嫌いだからではありません。「じぃじ」という音が難しいからなのです。がっかりしている「じぃじ」を見かけたら、ぜひ理由を教えてあげてくださいね。「ばぁば」は「じぃじ」に勝つ!?国語科教育・国語学
健康科学部 こども健康・教育学科

一覧へ