
皆さん、「もち小麦」をご存知でしょうか? 最近の健康ブームで話題となったもち麦とは違い「もち小麦」です。 そうです。もち麦は大麦なのに対して、「もち小麦」は文字通り「小麦」です。 お米にうるち米ともち米があるように、小麦にもうるち型ともち型があり、そのもち型が「もち小麦」なんです。
「もち小麦」は1995年に日本が世界に先駆けて作り出した新しい小麦であり、お餅の持つモチモチ感と小麦が持つツルっとした食感を両方備えています。 噛みやすく飲み込みやすいことが特徴です。 小麦といえば、パン、うどん、お好み焼き、餃子、ケーキ…いろいろな食品の材料ですが、従来の小麦粉をこの「もち小麦」に代えて作るとどれもモチモチ感がアップし、独特の食感に変わります。
日本人は、ハレの日の文化として餅を食べる風習がありますが、残念ながらのどに餅を詰まらせて窒息する事故が後を絶ちません。 もち小麦を使用して作ったお団子は、まるで食感が餅なのに、伸びないため噛み切りやすく、高齢になってもずーっとお餅を味わっていただく救世主になるのではとも言われています。 ほどなく、この「もち小麦」が世間一般に知れ渡るのではないでしょうか。
給食経営管理論
健康科学部 栄養科学科
