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「ゲーム理論」・・・聞いたことありますか?

「ゲーム理論」・・・聞いたことありますか?

 皆さん「ゲーム理論」という言葉を聞いたことがありますか。ゲームだから碁や将棋、トランプ、スポーツ、スマホのゲームに関する理論かなと思われるかもしれません。このゲーム理論は経済学を中心に国際関係、政治、産業、貿易、また生物学や人類学など広い分野で使われている理論です。
 学校でもスポーツのチームでも一般の企業においても、組織やチームを発展させるためには、戦略をたてないといけません。自分の人生においても、どの大学を選ぶとか将来どのような分野の仕事に就くとか、皆さん考えますよね。そんな時に使えるのがゲーム理論です。要するにゲームには、プレーをするフィールドがあり、そこにはプレーヤーがいて、勝ち負け(利得)があって、勝敗を判定するかつゲームを進める上での規則・ルールがあります。そして、勝つためには戦略をたてます。この戦略の立て方でどのような勝敗(利得)が得られるかを考える行動(研究)がゲーム理論にあたります。
 例えば、将来プロのサッカー選手やプロ野球の選手を目指す中学生がいるとします。どの高校に進学するか考えた場合、プロチームのスカウトの目にとまるように選手権大会出場の常連校に進学する戦略が考えられます。もしくは、高校でスカウトの目に留まらない場合を考えてスポーツの強い進学校に進んで大学に進学し、大学選手権大会でスカウトの目にとまるような代替案を考えた戦略もあるでしょう。また、戦略を決定するうえで、良いコーチのいる高校、自分の実力を磨くために競争相手となる優秀な選手が多い高校を選ぶ、といった進路の選択もゲーム理論の一部と言えるでしょう。
 4年間という長い学びの場で、将来の幸福で豊かな自分の人生づくりにつなげていく場が、大学です。その大学選びが人生設計の戦略といえます。大学が発信する情報を収集して、どの大学を選ぶかが戦略で、その結果大学での学びからどのような利得(能力)が得られるかを考えるのがゲーム理論です。あなたもゲーム理論にトライしてみませんか。「ゲーム理論」・・・聞いたことありますか?参考文献:青島 矢一・加藤 俊彦 競争 戦略論 東洋 経済 出版社 2008.

スポーツ経営・社会学
健康科学部 健康スポーツ科学科
教授 竹下 俊一

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