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「体つくり運動」のことをもっと知ろう!

「体つくり運動」のことをもっと知ろう!

 大学の体育実技(体つくり運動)の授業で、大学生に質問しました。皆さんも一緒に答えてみてください。
 中学校の体育で、器械運動を経験した人?球技を経験した人?武道を経験した人?陸上競技を経験した人?全ての大学生が、経験したと答えました。皆さんもそうだと思います。
 では、体つくり運動を経験した人?
 大学生のほとんどの人の手が上がりませんでした。皆さんはどうですか?
 「体つくり運動」は、小学校第1学年から高等学校卒業まで、どの学年でも、取り扱う必要があるのです。さらに、中学校では各学年とも7単位時間以上配当することが定められています。したがって、全ての大学生が中学校で体つくり運動を経験しているはずです。では、なぜ大学生は中学校での経験がないと答えたのでしょう。
 実は、体つくり運動は、マット運動のように、前転、開脚前転、倒立前転というように決まった運動があるわけではないのです。中学校第1・2学年の体つくり運動では、体ほぐしの運動と体力を高める運動(令和3年度からは「体の動きを高める運動」)を学習します。先生たちが参考にする中学校学習指導要領解説保健体育編のマット運動には、「体をマットに順々に接触させて回転するための動き方や回転力を高めるための動き方で、基本的な技の一連の動きを滑らかにして回ること」と例示がされています。しかし、体つくり運動には、「のびのびとした動作で用具などを用いた運動を行うことを通して、気付いたり関わり合ったりすること」とか、「いろいろなフォームで様々な用具を用いて、タイミングよく跳んだり転がしたりすること」などと、行い方の例が示してあるだけです。これでは、具体的な運動がイメージしにくいですね。中学校の先生たちは、これらの行い方の例を基に考えた運動を皆さんに指導しているのです。つまり、どの学校でも同じ運動とは限らないのです。
 体つくり運動の授業は覚えがなくても、8の字跳び、手押し車、おんぶじゃんけん、短なわ跳びなどは経験した覚えがあると思います。これらが体つくり運動の中身です。多くの中学校では、年度当初に実施していることと思います。次の学年の年度当初に先生の話をよく聞いていると、「ああ、これが体つくり運動か」と分かることと思います。体つくり運動の意義についても学んでください。「体つくり運動」のことをもっと知ろう!保健体育科教育学
健康科学部 こども健康・教育学科

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