
皆さんに、ちょっと役立つ数学の豆知識を紹介します。
まずは,助数詞の豆知識から。助数詞とは数を表す語の後ろにつける接尾語のことであり、「本が3冊」というように「冊」が助数詞になります。助数詞は物の形状や性質によって言葉が変わるというやっかいなものです。例えば、「向こうから動物が1匹やってくる」という場合と、「向こうから動物が1頭やってくる」とでは、動物のイメージが異なりますね。1匹というと犬?猫?と思いますが、1頭というと牛?熊?と大型の動物をイメージしますね。
匹を使うときは人間より小さい場合で、頭を使う場合は人間より大きい場合です。ただし、蚕は1頭と数えます。ウサギは羽、イカは杯、ヒラメは枚、マグロは本(尾もある)、蛇は本(匹もある)です。恐竜はどうでしょう。体を使います。では問題です。亀は1匹と数えますが、ガメラはどうでしょうか。答えは1体です。神様の数え方はどうでしょう。柱(はしら)を使います。神様を1匹、1頭では失礼ですね。
次に、身近な物の長さや重さの豆知識を紹介します。手元にものさしや秤がないときに使えます。硬貨やお札は下のようです。
1円玉の重さは1gで直径は2cm。
5円玉の孔径は5mm。
50円玉の重さは4gで孔径は4mm。
500円玉の重さは約7g。
千円札(野口英世も北里柴三郎も)の横の長さは15cmです。
それではゴジラの身長と体重はどうでしょうか。初代ゴジラは身長が50mで体重は2tです。ゴジラで長さを測ることはないと思いますが。
最後に数学の試験で使える豆知識を紹介します。図形です。
辺の比が3:5:7の三角形の場合、3と5の辺が挟む角の大きさは120°です。
辺の比が5:7:8の三角形の場合、5と8の辺の挟む角の大きは60°です。
辺の比が3:7:8の三角形の場合、3と8の辺の挟む角の大きは60°です。
以上はよくあるパターンですね。この他に
辺の比が√2:2:√3+1の三角形の場合、内角は30°、45°、105°になります。
辺の比が√2:2:√3-1 の三角形の場合、内角は15°、30°、135°になります。
知っていたら余弦定理を使わなくもスラスラ解けますね。
教科教育法(算数)
健康科学部 こども健康・教育学科
教授 鈴木 正則
