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ナトリウムと食塩相当量って違うの?

ナトリウムと食塩相当量って違うの?

 食品表示法は、それまであった「食品衛生法」「JAS法」「健康増進法」の3つの法律を一元化し、より分かりやすい食品表示制度を作るために2015年4月1日に施行された法律です。 その際の大きな変更点は、1.一般用の加工食品及び一般用の添加物の栄養成分表示の義務化、2.アレルギー表示の変更、3.「機能性表示食品」制度の新設、4.全ての加工食品(輸入品を除く)に原料原産地の表示の4点です。
 一般用の加工食品と一般用の添加物には、「熱量」「タンパク質」「脂質」「炭水化物」「食塩相当量」の5つの成分表示が義務化されましたが、「食塩相当量」は、表示への完全移行までの猶予期間があるので、まだナトリウム量として表示されている商品がたくさんあります。 ナトリウムと食塩(ナトリウムと塩素が結合したもの)とは同じではないので、ナトリウムから食塩相当量(g)に換算するには、ナトリウム(mg)×2.54÷1000の式を用います。 ここで用いる2.54は、ナトリウムと塩素の原子量より求めた数値です。ナトリウムの原子量は23、塩素は35.5です。 2つの原子が合わさった塩化ナトリウム(NaCl)の質量は58.5となります。 従って、食塩相当量は、塩化ナトリウム÷ナトリウム量(58.5÷23)≒2.54となり、2.54がナトリウム換算係数として用いられます。
 1日の食塩摂取量の目標量は、高血圧予防の観点から、男性で1日8g未満、女性で1日7g未満とされていますので、ナトリウムの数値から食塩相当量の計算をして、どれだけの食塩を摂取しているかを意識してみてはいかがでしょう。ナトリウムと食塩相当量って違うの?臨床栄養学
健康科学部 栄養科学科

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