
パラリンピックは、障がいのある人々のスポーツの祭典(国際大会)です。参加する選手は、特殊な用具を使用して個々の能力を最大限に引き出します。車いす、義肢(義足 義手等)の用具は、単なる補助道具ではなく、個々の可能性を広げるものです。
身体を補助する用具は、選手の動きをサポートする単なる用具ではなく、アスリートとしての能力を引き出す精密な用具です。車いす、義肢だけではなく、競技を成立させるための用具も開発されています。例えば、視覚障がい者の「ブラインドサッカー」「ゴールボール」に使用される「音のなるボール」は、競技を成立させるための重要なアイテムです。
車いす、義肢等の使用は、用具の公平性を維持するために、重量・寸法・材質などに厳格な基準が設けられています。パラリンピックで使用される用具は、単なる身体を補助するだけの用具を超えて、アスリートの可能性を最大限に引き出す重要な役割をもっています。
高度な用具開発は、パラリンピック発展のために今後重要なポイントであると考えられます。用具開発が進化することにより、一般の社会で生活をする障がいのある方々の用具進化の一助ともなります。
障がい者スポーツ論
健康科学部 健康スポーツ科学科
教授 大槻 洋也
