
プロテインとは、日本語で「たんぱく質」を意味しますが、たんぱく質を主成分とするサプリメントとして知られています。たんぱく質は筋肉、内臓、血液など、私たちのからだをつくる材料になります。そのたんぱく質を効率よく摂ることができるプロテイン。たくさん摂取するほど筋肉づくりに有効だと思っている人も多いのですが、これは間違いです。たんぱく質を必要量以上に摂取しても、トレーニングの効果が増大するわけではなく、過剰に摂取したたんぱく質は、体脂肪として蓄積されてしまうのです。
スポーツ選手のたんぱく質の必要量は、体重1kg当たり1.2~1.7g程度。これは、たんぱく質を多く含む肉、魚、卵、大豆類などを食事の中に上手く取り入れることで、十分に摂取できる量なのです。
「じゃあ、プロテインは必要ないの?」
実はプロテインの賢い活用法は、その摂取タイミングがポイントになります。筋肉を効率よく増やすには、運動後、なるべく早くたんぱく質と糖質を摂取することが大切です。しかし、運動後すぐに、たんぱく質と糖質を多く含む食事を用意して食べることはなかなか難しいものです。そんな時、水に溶かしてすぐに飲めるプロテインはとても便利ですよね。プロテインには糖質が含まれているものが多いため、運動直後の補食として利用することができるのです。
筋肉増量を考えたたんぱく質の摂取には、量とタイミングを考えることがポイントです。
スポーツ栄養学
健康科学部 栄養科学科
