
2015年に中国観光客の「爆買」は日本の流行語にもなった。その背景は、円安を追い風に中国からの訪日客が急増したのが大きな要因となった。日本政府観光局の統計によると、2015年の訪日外国人客数は1973万人となり、内中国からの訪日客は2014年の2倍強の499万人に急拡大した。この日本で中国の観光客がものを買い漁る光景は、1980年代バブル期に日本人が海外でものを買い盛った姿とそっくりだと語った日本人は少なくない。同時に、中国経済の行き先に対する不透明感、不安感が増しつつあり、訪日客数や消費額への影響を注目するべきであると言う声が良く聞こえる。確かに、どの国にも経済成長は波のようなものだ。中国国家統計局は2015年通年の成長率は6.9%になり、1990年以来25年ぶりの低い伸びとなったと1月19日に公表した。製造業の設備過剰生産や不動産在庫の増加で、生産や投資が低迷したことで、中国経済の減速は世界経済の先行きを曇らせていることになった。
このように、私達の日常生活と社会は、経済活動により支えられ、経済の仕組みと動きにより変化し続けている。しかし、どのような政策や経済の仕組みが我々の暮らしを支えているのか。「生活と経済」の授業では、経済学の専門用語・概念を理解するとともに、その知識を活用して、身近な事柄を学び、理解していきます。
政治・経済学
短期大学部 体育学科
