
部活は楽しいのに、勉強は楽しくない。勉強しなきゃいけないのは分かっているけど、なかなか机に向かう気になれない・・・誰もが経験したことのある、「やる気にならない」現象。さて、なぜ勉強はやる気にならないのでしょうか。
心理学の理論に「動機づけ(モチベーション)」という考え方があります。これは行動を起こす原動力やプロセスのことで、その一つに内発的動機づけと外発的動機づけという考え方があります。内発的動機づけは自分の中から湧き起こる興味や関心から、外発的動機づけは自分以外がもたらす報酬や罰などから行動することです。
部活は自分の興味のあることを選んで、それができるようになっていく過程ですので、自分の中から湧き起こった興味や関心によって行動を起こします。まさに内発的動機づけに基づいて行動していますので、多少の困難にもめげずに頑張れます。でも、勉強はどうでしょうか。残念ながら、多くの人にとってそのスタートは学校に入ること(大人から言われること)によって「やらされる」もの。つまり外発的動機づけによるスタートですので、外から刺激がもたらされないと維持できません。
さて、ではどうしたらよいのでしょうか?そう、「内発的動機づけ」にすればよいのです!
テストや試験のためではなく、先生や親に怒られるからではなく、お小遣いが増えるからではなく、新しいことを知ることに興味をもち、わかった!出来た!という感覚を楽しんでみてください。
こどものこころの発達(発達・教育心理学)
健康科学部 こども健康・教育学科
