
食品のラベルに印刷されている消費期限や賞味期限。消費期限は惣菜、弁当、食パンなど傷みの早い食品に付けられており「食品を安全に食べることができる期限」を意味しています。 一方、賞味期限はスナック菓子やレトルト食品など品質が比較的安定な食品に付けられており「食品をおいしく食べることができる期限」を表していますが、近年、「この期限が切れても直ちに食べられなくなくなるわけではありません」の但し書きが追加されました。 ただし、これらの期限表示は、未開封で指定された保存条件で保存した場合にのみ有効となりますので注意しましょう。
また、これらの期限表示を決めているのは、食品のことを一番よく知っている食品メーカーで、①理化学試験、②微生物試験、③官能検査を行って算出した値に安全係数の0.8をかけて算出しています。 そのため、自分で食品を消費する場合は、安全係数を考慮すると共に、自分の舌で味を確認して食べることが、食品ロスを防ぐためにも重要となるでしょう。
ところで、卵の期限表示は、賞味期限(おおむね採卵後約14日)が表示されていますが、その意味は一般的な賞味期限の「おいしく食べられる期限」ではなく「生で食べられる期限」を表しています。 期限が切れた場合は、すぐに捨てるのではなく、「十分加熱してお召し上がり下さい」と書いてありますので表示にも気をつけましょう。
また、卵の保存方法は、丸まっている方を上にして10℃以下で保存しますが、冷蔵庫の卵トレイを使用する場合は卵黄が動きやすく劣化が早まりますので、できるだけ扉の開閉は丁寧に!
食品衛生学
健康科学部 栄養科学科
