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小学校・中学校における長期自然体験活動

小学校・中学校における長期自然体験活動

 「自然体験活動」って漢字6文字と長く、何かな?と思いますよね。簡単に言うと小学校や中学校で行われる「キャンプ」、「野外活動」です。小学校、中学校では宿泊を伴う体験活動の実施が推奨されています。自然の中で行う体験によって、個人の精神的な成長だけではなくクラス等集団の成長も期待できることから、多くの小学校、中学校で実施されていますので経験している人が多いことでしょう。
 自然には虫が多くいたり、便利な生活ではないので楽しくなかった人もいると思いますが、キャンプファイヤー、野外炊事、ハイキング、星空観察、海や河川での活動、山での活動など、思い出に残る活動がたくさんあるのではないでしょうか。
 しかし、新型コロナ感染症、学校での学びの内容の多様性、教師の働き方改革など多くの要因から、自然体験活動の実施日数が少なくなり、今では1泊2日が主流となり体験の機会が非常に少なくなっています。自然体験活動は、期間が短いよりも長い方が個人の成長の効果が現れやすいという研究結果が出ています。私は、特にこどもや青少年が自然の中で、他人と協力して、何かを成し遂げる機会がある自然体験活動を、少しでも長期間で実施して欲しいと願っています。
 その中で、継続して長期間の自然体験活動を実施している都道府県・市区町村を紹介します。兵庫県では、全ての小学校5年生が4泊5日の「自然学校」を30年以上継続して実施しています。東京都武蔵野市では「セカンドスクール」として30年以上前のスタート時では1週間程度で実施し、現在でも小学校5年生で5泊6日、小学校4年生の「プレセカンドスクール」は2泊3日、中学校1年生で4泊5日と長期間で実施しています。この他にも東京都江戸川区立の小学校5年生の3泊4日の「ウインタースクール」として雪の活動が実施されています。小学校・中学校における長期自然体験活動野外教育
健康科学部 こども健康・教育学科
教授 時安 和行

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