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牛乳?加工料?乳飲料?

 スーパーに行くとたくさんの種類の牛乳が売られていますね。皆さんは、お気に入りのメーカーや商品がありますか?
 スーパーに並んでいる商品をよく見ますと、同じようにみえる商品でも「種類別名称」が異なることに気づきます。例えば、乳脂肪分が多めの濃厚な味の商品も、牛乳 , 成分調整牛乳, 加工乳, 乳飲料の4種類があります。これらは何が違うのかご存じですか?これらの名称は、製造方法や成分に応じて法律等で厳密にきめられています。
 牛乳, バター, クリームなどの様々な乳製品の主原材料は、乳牛から搾ったままの乳 (生乳) です。生乳を殺菌して飲用としたものが「 (成分無調整の) 牛乳」です。成分無調整の場合、季節によって成分に変動があり、夏は乳脂肪分がやや低くなります。牛乳のうち、水や乳脂肪分など一部の成分を減らしたものが成分調整牛乳になり、乳脂肪分を法律で規定された%まで減らしたものが低脂肪牛乳や無脂肪牛乳として販売されています。大切なことは「牛乳」という表記は、原材料が生乳100%の時しか使えないいということです。一方「加工乳」と書かれているものは、生乳あるいは牛乳を主原料に他の乳製品 (脱脂粉乳, クリーム, バターなど)を混ぜて製造されています。混ぜて製造するため、成分は季節に関係なく安定していますし、価格も牛乳より低い傾向にあります。加工乳の原材料は、全て生乳由来のものですが「生乳100%」ではありませんので、商品名にも「牛乳」という言葉は使えません。そして、原材料に乳製品以外のものが含まれている場合は「乳飲料」となります。牛乳等にコーヒー成分, 果実成分やカルシウム, ビタミンなどを添加した商品がこの区分に入ります。乳飲料の商品名にも「牛乳」という言葉は使えません。
 さて、皆さんが飲んでいるものは、牛乳、加工乳、乳飲料どれでしたか?それぞれに長点と欠点があります。消費者の多様なニーズに合わせて多種多様な商品が製造されていますので、皆さんは、違いを知りながら、自分が「好き」と思うものを選んで、これからも美味しく飲んでいただければと思います。牛乳?加工料?乳飲料?食品衛生学
健康科学部 栄養科学科

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