
「ネッシー」といえば、スコットランドのネス湖にすんでいると言われている怪物を思い浮かべますよね。その名前は、ネス湖の怪獣 (the Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター)の通称であることが知られています。
ここでのネッシーは、そのネッシー(Nessie)ではもちろんありません。発音は同じく「ネッシー」ですが、NSSEとつづられます。実は、こちらも、National Survey of Student Engagement(米国学生関与調査)の通称なんです。
NSSEネッシーとは、米国で2000年から実施されている学部1・4年生を対象とした年次調査です。2004年からはカナダの大学も参加しているので「北米学生関与調査」と呼んだ方がよいかも知れませんね。調査の目的は、学生が学修や授業、コミュニティにおいてどのように主体的に関わったのか、その度合いを測定することです。これまでの調査結果から、自分の学修に積極的に関わっている学生がより多くのことを学んでいることが明らかになっています。また、目標(就きたい仕事)に向かって自分を高め、最終的に学位取得へと学業を持続・完結させる可能性が高いことも示されています。日本でも、大学教育における「アクティブ・ラーニング(学生の主体的学修)」や、小・中・高などの「主体的・対話的で深い学び」の観点からNSSEは既に注目されているんですよ。
調査の質問例を挙げると、『今年度、あなたは「次のこと」をどのくらいの頻度で行いましたか?』という質問があります。また、「次のこと」の具体例として、「質問等をして、授業での議論に貢献した」「授業でプレゼンをした」「授業でのプロジェクトや課題で他の学生と協力した」などがあります。面白い項目として、「美術品の展示、演劇、その他の芸術公演(ダンス、音楽など)に参加した」も見られます。それらの項目について、「非常に頻繁」「しばしば」「時々」「一度もない」の4つの選択肢の中から回答します。そのようにして、一人ひとりの学生の主体的学習度を調査していきます。 NSSEは、米国のインディアナ大学教育学部にある教育研究センターが中心となって実施・管理しています。実は、このインディアナ大学(IU)には8つのキャンパスがあるのですが、何と、その一つの「Kokomo校」は、至学館大学と交換留学を行っているんです!
IU Kokomoは、大学のHP 上で、NSSEへの参加を明記しています。そして、学生が自分たちの学修に主体的に関わっている現況を評価することを表明しています。また、他大学の学生の結果からも学んで、より良いキャンパスづくりを献身的に行っていくことも宣言しています。
高校生のみなさん、是非、至学館大学に入学し、学びませんか!そしてIU Kokomoに留学し、NSSE(ネッシー)と出会って自分を成長させてみませんか!
英語科教育
健康科学部 こども健康・教育学科
