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選手の心に残るスポーツ指導者の言葉

選手の心に残るスポーツ指導者の言葉

 保健体育の教師を志す学生たちと話していて、いつも感じることがあります。学生たちは「体育の教師を志望するのは,部活動で挫折し苦しんでいた時に,先生が励ましの言葉をかけてくれ、気持ちを支えてくれたからです。私もそんな先生になりたい。」と口にするのです。スポーツ指導者の言葉は,大学生になった現在でも選手の心に生き続けているのだなと思います。
 たとえば,ある学生はこんなことを語ってくれました。高校の野球部の最後の試合でエラーをしてしまい、チームは負けてしまいました。試合後,皆に申し訳ないと思い,自分を思いっきり責めていたのです。その時,監督が声をかけてきました。「お前のエラーなんか,みんなすぐに忘れる。今までの練習に対する姿勢や,チームに貢献してくれたことが,みんなの心に残っている」。この教師の言葉によって,この選手は救われ立ち直ることができたとのことです。
 このように,部活動を指導する教師の言葉は、何年経っても選手の心に残っています。そして将来自分も体育の教師になって,挫折して苦しんでいる生徒を支えたいと思うようになるのです。かつて部活動を指導する教師の言葉によって自分が支えられたように。保健体育の教師を目指す皆さんには、選手の心にいつまでも残る言葉を投げかけられるようなスポーツ指導者になってもらいたいと思っています。選手の心に残るスポーツ指導者の言葉健康心理学
健康科学部 体育科学科
教授 笹竹 英穂

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