アドミッション・ポリシー

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求める学生像

至学館大学は、「健康力」、「知的視力」、「社会力」、「自己形成力」及び「当事者力」の5つの力を総合して応用・展開できる『人間力の形成』を教育理念としています。すなわち、『真理と正義にもとづく価値観と倫理観をもち、広い視野と科学的な知識にもとづいた自己実現と人々の幸福のために寄与・貢献できる人間力の形成』です。
具体的には、『主体的な発想のもと、心身ともに健全でたくましく、「生きる力」、「行動力」、「仲間愛」に溢れ、そして諦めないで何ごとにも「チャレンジする精神」をもった学生をひとりでも多く育てる』ことを教育目標としています。
本学では、このような教育理念と教育目標を理解した上で、常に主体的に学び、何事にも積極的にチャレンジしようとする探求心旺盛な人の入学を望んでいます。

大学院 健康科学研究科 健康科学専攻 (修士課程)

至学館大学大学院健康科学研究科は、1992年に日本で初めて健康科学を専門として誕生した研究科です。
本研究科は、運動・栄養・心身の休養を中心とした真の健康科学についての学問的確立とその応用を図ることによって、より健全で豊かな社会の構築に貢献できる「人間力の形成」を教育理念としています。
具体的な教育目標は、健康の保持・増進を図るための高度な専門知識と実践力及び人間力を身につけた有能な健康指導者を養成することです。
本研究科では、上記の理念・目標を理解し、健康に関する諸問題に対して積極的に取り組み、科学的に解決していくための人間力とともに、高度で専門的な知識と技能を身につけ、健康指導者・研究者を目指す人を求めています。
なお、本研究科で学ぶにあたっては、健康に関する基礎的な知識を有するとともに、運動、栄養、心身の休養等について、いずれかを大学等で学修していることを求めています。

健康科学部

健康科学部は、『豊かな教養とともに、各学科のそれぞれの分野における深い専門知識と実践力を身につけ、健全な心身に裏付けられた人間力をもって、人々の健康実現のために積極的に寄与・貢献できる人間の育成』を教育目標としています。
そのため、各学科ではそれぞれの専門的な知識を修得するのみならず、豊富な実学的科目(実験、実習、実技、演習等)を置いて、できるだけ実践力を身につけるための特色ある教育を展開しています。
健康科学部では、将来、人々の健康実現のために積極的に寄与・貢献したいという強い志のある人の入学を望んでいます。
学部で学ぶにあたっては、高等学校で文系・理系を問わず多くの科目を広く学び、履修したすべての教科の基礎学力を身につけておくことを望みます。

こども健康・教育学科
<教育の目標と特色および求める人間像>

こども健康・教育学科は、『心身ともに健全な子どもを育てるための指導者・支援者として豊かな人間性と子どもの成長・発達に関する高度な専門知識を身につけ、人々の健康実現に寄与・貢献できる人間力の育成』を教育目標としています。
また、本学科は、保育士資格の他に幼稚園・小学校教諭及び中学校教諭(保健体育)の免許取得課程を有する他、テーマパーク・出版・映像など子どもの創造性を育むアミューズメント事業に関わることを目指す学生に対して、こころとからだの発達、子どもを取り巻く社会や環境、子どもの文化、運動や栄養、という幅広い分野の基礎知識を獲得し、将来ある子どもに対して、科学的かつ効果的に指導・支援・制作等ができる高度な専門知識と実践力を身につけるための特色ある教育を展開しています。
そのため、こども健康・教育学科では強い目的意識のもとに次のような志のある人を求めています。

  1. 乳・幼児期から児童期における子どもの成長・発達に関心をもち、将来、保育士・幼稚園及び小学校の教員を目指す人。
  2. 児童期から青少年期における子どもの成長・発達に関心をもち、将来、小学校及び中学校(保健体育)の教員を目指す人。
  3. 子どもの発育・発達に関心をもち、将来、地域における子どもの健康・体育・食育に関する指導者を目指す人。
  4. こどもの創造性を育むアミューズメント事業の企画・制作に関わり、将来、子どもの幅広い成長を支援する職業を目指す人。
<受験生に求める学修内容と入試における評価観点>

本学科で学ぶにあたって、カリキュラム・ポリシーに沿って設定されている「こども学」、「こころとからだ」、「社会と環境」、「遊び・文化・アミューズメント」、「運動と栄養」、「発達・教育支援」という多様なカリキュラムが準備されていることから、以下の学力を身につけておくことを望みます。
入学試験では、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」について、以下のような観点で評価します。

  1. 知識・技能
    高等学校の教育課程を幅広く学修し、学修に必要な基本的な知識・技能を身につけていることを求めます。
    入学試験では、こども健康・教育学科で学ぶための基礎となる国語、英語、生物・化学および数学の基礎知識やその他の教科全般についての基礎知識・技能がどれだけ身につけているかによって判定します。
  2. 思考力・判断力・表現力
    子どもへの指導や支援等を科学的かつ効果的に行うために、高等学校までに学修した知識・技能を活用し、さらに様々な見方・考え方を働かせて課題を自ら発見し、解決に向けて探求するための基本的な思考力・判断力を身につけ、考えや成果等を発信するための基本的な表現力を身につけていることを求めます。
    入学試験では、これらの基本的な思考力・判断力・表現力がどれだけ身についているかによって判定します。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    子どもに関わる現場で活動するためには、自ら主体的に行動するとともに、グループワーク等により他者と協力して問題解決を図る態度を身につけていることを求めます。
    入学試験では、将来のある子どもに対して、科学的かつ効果的に指導・支援・制作等の専門知識・技能を学ぶ姿勢・態度及び心構えがあるかどうかによって判定します。
栄養科学科(管理栄養士養成課程)
<教育の目標と特色および求める人間像>

栄養科学科は、『健康づくりのための栄養指導者として豊かな人間性と栄養・運動に関する高度な専門知識を身につけ、人々の健康実現に寄与・貢献できる人間力の育成』を教育目標としています。
また、本学科は、栄養士・管理栄養士養成課程並びに栄養教諭免許の取得課程を有するとともに、健康運動実践指導者の資格取得も可能で、将来、病院、福祉施設、学校及び企業(スポーツ関連施設を含む)等において健康指導を行うための栄養や運動に関する高度な専門知識と実践力を身につけるための特色ある教育を展開しています。
そのため、栄養科学科では強い目的意識のもとに次のような志のある人を求めています。

  1. 栄養科学に関する高度な専門知識及び技術を身につけ、人々の健康づくりに寄与・貢献できる管理栄養士を目指す人。
  2. 栄養と運動・スポーツとの関わりについて関心をもち、将来、スポーツチームやスポーツクラブ等の運動・スポーツの分野で管理栄養士を目指す人。
  3. 疾病の予防・治療と栄養との関係について関心をもち、将来、病院や福祉施設等の臨床栄養の分野で管理栄養士を目指す人。
  4. 子どもの食育に関心をもち、将来、保育所・幼稚園の栄養士や小・中学校の栄養教諭を目指す人。
  5. 食品の調理、加工や機能性成分等に関心をもち、将来、給食現場での食事提供サービスのほか、食品関連企業での品質管理や商品開発等を目指す人。
<受験生に求める学修内容と入試における評価観点>

本学科で学ぶにあたっては、高等学校までに生物や化学、家庭科などに関連する科目から「ヒトの体の構造と機能」、「物質の構造と性質」、「栄養」などについてしっかりと学んでおくことを望みます。
入学試験では、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」について、以下のような観点で評価します。

  1. 知識・技能
    食物や栄養に関する専門的知識や技能を学修するためには、高等学校等の教育課程において幅広く学んでいることが重要です。
    入学試験では、栄養科学科で学ぶための基礎となる国語、数学、英語のほか、生物、化学などの基礎知識・技能をどれだけ身につけているかによって判定します。
  2. 思考力・判断力・表現力
    栄養指導を行うためには、対象者の健康状態や食事摂取状況等を的確に把握した上で必要な改善・方策について思考・判断し、対象者に対して適切に表現しながら伝える能力が重要です。
    入学試験では、これらの思考・判断・表現力等を修得するための基礎的な能力がどれだけ身についているかによって判定します。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    栄養の指導者として社会に寄与・貢献して行くためには、栄養科学に関する専門知識を修得するのみでなく、人々の健康増進や疾病予防に関する課題発見やその解決のために積極的に取り組み、他者と協働して学ぶ姿勢が必要です。
    入学試験では、これらに関する専門知識や技能を学ぶために積極的に取り組む姿勢・態度をもっているかどうかによって判定します。
体育科学科
<教育の目標と特色および求める人間像>

体育科学科は、『健康の保持・増進を基礎とし、青少年期を中心とした競技スポーツ活動を安全で科学的にサポートするための指導者として豊かな人間性と高度な専門知識と実践力を身につけ、人々の健康実現に寄与できる人間力の育成』を教育目標としています。
そのため、これらの教育目標を理解し、強い目的意識のもとに主体的に学び、次のような志のある人を求めています。

  1. 競技スポーツ活動に関心をもち、安全で科学的に競技力の向上を図るための専門的な知識と実践力を身につけた人間力豊かなアスリートや指導者を目指す人。
  2. 競技スポーツ選手の身体ケアやコンディショニング等に関心をもち、スポーツ選手をサポートするための専門的な知識と技能を身につけた人間力豊かな指導者を目指す人。
  3. 学校体育に関心をもち、こどもたちの体育・スポーツ活動を安全・安心に指導するための専門的な知識と実践力を身につけた人間力豊かな指導者を目指す人。
<受験生に求める学修内容と入試における評価観点>

本学科で学ぶにあたっては、競技力の向上、スポーツ障害、体育実技指導等、競技スポーツ活動に関する多彩なカリキュラムが展開されることから、受験生には以下のような学力を身につけておくことを望みます。

  1. 知識・技能
    多様な人々とのコミュニケーションを通じて協働する際に必要となる国語、英語の基礎的な知識や、身体の構造や機能等を客観的に理解し分析する際に必要となる数学及び生物・化学の基礎的な知識を有していること。また、競技スポーツ活動に関する学修が学びの中心であるため、保健体育の基礎的な知識・技能。
  2. 思考力・判断力・表現力
    これまでに学修した知識・技能を活用し、本学科の学修の過程で様々な課題を自ら発見し、解決に向けて探求し、成果等を発信する際に必要となる、思考力・判断力・表現力。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    体育や課外活動で学んだチームワークを活用し、将来の目標を達成するために、自ら主体的に行動し、他者と協力して問題解決を図る態度。

その他、高等学校での授業や課外活動等を通して、競技スポーツ活動に対する関心と意欲を有していることも重要です。

本学科の入試において受験生に求める学力としては、以下の5つの観点で評価します。
 ①「国語、英語、数学及び生物・化学の基礎的な知識」
 ②「保健体育の基礎的な知識・技能」
 ③「思考力・判断力・表現力」
 ④「主体的に行動し、他者と協力して問題解決を図る態度」
 ⑤「競技スポーツ活動に対する関心と意欲」


健康スポーツ科学科
<教育の目標と特色および求める人間像>

健康スポーツ科学科は、『健康の保持・増進のための運動・スポーツの指導者として豊かな人間性と高度な専門知識を身につけ、人々の健康実現に寄与・貢献できる人間力の育成』を教育目標としています。
また、本学科は、中学校や高等学校教諭(保健体育)の免許取得課程や健康運動・障害者スポーツ・専門スポーツ等の各種指導者資格を取得する課程を有しています。
これらの課程では、学校や各種施設及び地域におけるスポーツ・健康運動等の指導・運営に関する高度な専門知識とともに、より効果的で科学的な指導を行うための実践力が身につくような特色ある教育を展開しています。
そのため、健康スポーツ科学科では強い目的意識のもとに次のような志のある人を求めています。

  1. 学校体育や競技スポーツに関心をもち、将来、体育・スポーツの分野における専門的な知識と実践力を身につけた人間力豊かな指導者を目指す人。
  2. 生涯を通じた健康の保持・増進や今日的な健康問題に関心をもち、将来、健康運動指導に関する専門的な知識と実践力を身につけた人間力豊かなエキスパートを目指す人。
  3. 運動・スポーツ施設の運営や環境整備、メディア発信、イベント企画等に関心をもち、将来、運動・スポーツ活動を側面からサポートするための専門的な知識と実践力を身につけた人間力豊かなプロデューサーを目指す人。
<受験生に求める学修内容と入試における評価観点>

本学科で学ぶにあたっては、高等学校での授業や課外活動のみならず、日常生活においても健康づくり・体育・スポーツ活動の指導や運営に関心を高めておくことを望みます。
入学試験では、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」について、以下のような観点で評価します。

  1. 知識・技能
    健康・スポーツに関連する分野において専門的に学修するためには、高等学校の教育課程において幅広く学んでいることが重要です。
    入学試験では、特に健康・スポーツに関連する分野で学ぶための基礎となる国語、英語、数学および生物・化学の基礎知識や体育・スポーツの技能がどれだけ身に付いているかによって判定します。
  2. 思考力・判断力・表現力
    健康・スポーツに関連する分野の指導や支援等を効果的に行うためには、選手や健康運動実践者等の心身の状態を考え、的確な指導法やトレーニング法等を判断し、それを適切に表現して伝える力が重要です。
    入学試験では、健康の保持・増進、競技力の向上、スポーツの振興等における活動を行う上で必要な思考・判断・表現力等を修得するための基礎的な能力がどれだけ身についているかによって判定します。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
    健康・スポーツの指導者や支援者として社会に寄与・貢献するためには、自らがスポーツ活動を経験しているか、あるいは指導していることが重要です。
    入学試験では、運動能力・技能の測定や指導法につながる専門知識を積極的に学ぶ姿勢や心構えがあるかどうかによって判定します。

入学者選抜制度

多様な方法により、それぞれの学科に適した入学者の選抜を行います。
選抜方法としては、主に一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜があります。

一般選抜

個別学力検査を重視します。この選抜では、基礎知識・理解力・思考力・応用力などを問います。
本学独自で行なう入試以外に、大学入学共通テストを利用する入試、大学入学共通テストと本学独自の個別試験と組み合わせる方法があります。

学校推薦型選抜

志望する学部・学科に対して明確な志向と勉学の熱意をもち、学習成績・人物ともに優れた者を対象に行います。学校長の推薦を必要とし、社会活動の実績や有資格者を対象とする入試などがあります。

総合型選抜

志望する学部・学科に対して明確な入学意欲や情熱があり、学習成績・人物ともに優れた者を対象に行います。本学の教育理念や教育方針に対する理解度、入学志願者の資質と意欲、情熱、勉学面での適性を総合的かつ多面的に審査します。
その他、スポーツ競技成績優秀者を対象とし、将来スポーツ界をリードしていく情熱があり、特に本学においてスポーツ活動を継続する意思がある者を対象とした入試があります。