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こども目線で教える「先生」

はじめに ~保育士とは?幼稚園教諭とは?

保育士、幼稚園教諭!
皆さんは詳しく知っていますか?

 保育士とは「保育士の名称を用いて、専門的知識および技術をもって、児童の保育および児童の保護者に対する保育に関する指導を行う者」です。保育士の資格としての出発点は、1948年に「児童福祉法施行令」で「児童福祉施設において、児童の保育に従事する者」と定められていました。当時は、名称も「保母」として呼ばれ、女子の独占職業でした。その後、1977年に男性にも開放され、男性は「保父」と通称されていましたが、1999年の男女共通の名称として「保育士」に統一されました。現在では、法律に基づく国家資格(2003年11月)となり、保育の専門職としてこれまで以上に重要な役割を担っています。
 幼稚園教諭とは、「幼児を保育し、適当な環境を与えて、その心身の発達を助長する任意の教育機関で、子どもの発達を促し、社会性と自立性を育てる役目を担う者」です。幼稚園は、任意の教育機関です。この”任意”とは、義務教育ではないことを意味します。教育内容は、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの領域です。幼稚園教諭は、この教育機関で幼児期の教育・保育にあたる専門家です。
 どちらも、幼児にとって初めての集団生活で、人生の最初に出会う先生として、一人ひとりの個性を伸ばし社会性と自立性を育てます。

保育士
<保護者の代わりとなって児童を保育>
保育所のほか、児童福祉施設などで、幅広い年齢の子どもとふれあい、
生活全般の指導を行うために必要な知識と実技を学ぶ。
幼稚園教諭
<満3歳から小学校就学までの幼児を教育・保育>
幼稚園は教育機関の一つであり、子どもたちが団体生活や遊びを通し、
社会性や身体的・精神的な健康を養い、自立心を目覚めさせるよう、
児童心理学や保健学など、幅広い知識と実習を行う。

幼保一元化

 文部科学省と厚生労働省が協力し、幼稚園と保育所の連携を進める。
 ・幼稚園教諭免許・保育士資格の相互促進
 幼稚園と保育所の機能を統合した「認定こども園」の制度が平成18年度から始まり、急増に対応するため保育士資格+幼稚園教諭免許状のW資格取得の推進がますますさかんになります。

さらに詳しく知りたい人は学科ページ

 

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