教育理念・目標
本研究科は、「人間力の涵養」という本学園の「建学の理念」のもと、運動・栄養・休養(リフレッシュ)を中心とした真の健康科学についての学問的確立とその応用を図ることによって、より健全で豊かな社会の構築に貢献できる「人間力の形成」を教育理念としています。
具体的な教育目標は、健康の保持・増進を図るための高度な専門知識と実践力及び人間力を身につけた有能な健康指導者を養成することです。
健康科学を学際的に学修する授業科目
健康科学の高度な知識と実践力を追求する大学院(健康科学研究科)
本研究科では、運動・栄養・休養を中心とした健康科学を学際的に学修することが出来ます。
そのために以下の5つの履修モデルコースから2つを選択します。
スポーツ医科学コース
人体の構造および機能と運動との関連を明らかにするために、スポーツ医学、運動生理学、バイオメカニクスの高度で専門的な知識と技能を修得するコースです。スポーツ指導コース
スポーツ競技に必要な技術や体力を向上させるために、選手やアスリートに対して効果的な指導やトレーニング方法を提供するための高度で専門的な知識と技能を修得するコースです。スポーツ栄養コース
スポーツ競技でのパフォーマンス向上や傷害の予防、回復に必要な栄養素の摂取や食事のしかたの指導のための高度で専門的な知識と技能を修得するコースです。心理・社会コース
病気の予防や治療だけでなく、身体的・心理的・社会的な健康を維持・増進し、健康的な生活を促進するための高度で専門的な知識と技能を修得するコースです。学校教育コース
教育効果の高い授業を展開できる教育技術を習得し、生徒の学習意欲を引き出し、自己実現を促す指導を行うためのコミュニケーション能力を習得するための高度で専門的な知識と技能を修得するコースです。
大学院では、教員採用試験の準備を支援します。
教職教養や専門科目の試験勉強ができる
教職支援室と連携して、大学院生用の学習プログラムを作成します。個人ではなかなかできない教員採用試験の学習も、教職支援室の支援を受けながら効率よく進めることができます。
教育現場で実習もできる
至学館高校や大府市内の小・中学校などで、教育実習のように現場での実習ができます。学校からの要請があれば、数ヶ月間の長期実習も可能です。大学院に在学しながら教育現場で体験を積むことができ、それが教員採用試験の面接で大いに生かされるでしょう。
取得可能な資格[受験資格含む]
- 中学校教諭専修免許状(保健体育)
- 高等学校教諭専修免許状(保健体育)
- 中学校教諭専修免許状(保健)
- 高等学校教諭専修免許状(保健)
ただし、以下の基礎資格が必要です。
基礎資格:
中学校あるいは高等学校の一種免許状を取得していること。
なお、基礎資格が無い場合は、入学後、学部の科目を科目等履修(履修料の減免措置あり)することで取得可能です。
想定される進路
- 大学、短期大学、専門学校の教員
- 中学校・高等学校(保健体育)教諭
- スポーツ・健康関連企業の専門職
- 医療・福祉施設の管理栄養士、栄養教諭
- 保育士、幼稚園・小学校教諭
- 大学院博士課程への進学